7月20日に一旗会USA(ロサンゼルス)の第320回会合が開催されました。


第320回一旗会無料Zoom会合 - 
アメリカ進出に失敗する会社が続出、何故?


●日本企業のアメリカ進出を一言で纏めると
使命感は有れど、情熱なし。 本社の期待感に押しつぶされそうになりながらの取り組みで、明るい未来像や夢には全く無関係の展開です。 だからどうしてもありきたりの行動しかできず、多くは撤退という憂き目にあっております。

●2024年現在、日本の景気は一部で足踏みも全体として緩やかに上昇、然し海外生産拡大に伴う車輸出の低調、コスト増に伴う中小企業の設備投資低調、金利上昇で不動産市場低調、金融政策により厳しさに直面する零細企業多発、賃金上昇に伴う物価上昇、家計の所得は緩やかに改善されたもののそれがビジネス展開にプラスになっていない状況です。

●従来から、日本経済の回復に必要な3大要因として
①個人消費の回復 
②政府の大規模な経済政策 
③設備投資の回復
がさけばれておりますが、未だそのような顕著な動きはみられません。

●そこでビジネスの存続・成長に活路を求める為アメリカ進出にチャレンジする日本の中堅やスモールビジネスが多くなりました。 然し身近に目撃する企業で最近進出に上手くいったケースを目にする事はあまりありません。

●例え何とかアメリカ上陸に成功しても、その初期投資の回収に10年以上かかっている会社もあるようです。

●一見して分かる失敗の原因は
①アメリカ進出目的が不明
②無戦略
③準備不足
④他人依存の進出態度
⑤現地担当者からの情報を無視する本社判断
⑥柔軟な進出姿勢欠如
これでは進出チャレンジが上手く行くはず等ありません。

●上手くいかない具体例:
1.日本では業界トップでもその商品はアメリカでは既に旧型、それを本社に報告しても何とか売ってこい、これでは担当者はうかばれません。

2.すべての決断は現場を知らない日本本社にお伺いを立て、彼らの判断待ち、これではアメリカ独自の展開等不可能です

3.日本では中堅企業でもアメリカにおいてはスモールビジネスとしてマイノリティービジネスとしての特典を利用できるのにそれをしない

4.企業買収という形でのアメリカ進出が一般的なのにあくまで自社進出にこだわるやり方

5.現地日系団体に全てを依頼する安易な進出姿勢

6.アメリカ市場を相手にせず日系・アジア市場に依存する進出姿勢

7.日系卸し業者・スーパーに商品を卸して、それでアメリア進出成功ととらえる姿勢

●過去の進出失敗例から私達は何を学べるのでしょうか。
進出の準備としては何をすべきでしょうか。
アメリカ社会に進出するにはどうしたら良いでしょうか。
進出担当責任者の選択は何を基準にしたらよいでしょうか。
今回はこのあたりを皆で深堀してみたいと思います。

●自分自身を変えたい方、飛躍の神髄に接したい方、自分のビジネスを飛躍させたい方、是非ご参加ください。

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ゲスト: 山形英樹氏 ビジネスコンサルタント
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