12月21日に一旗会USA(ロサンゼルス)の第325回会合が開催されました。
第325回一旗会無料Zoom会合 -
個人事業主から法人化するタイミングの目安と
法人化に伴う経営変化の必要把握
●一国一城の主になりたい、このアイデアを具体的な商品にしたい、この商品を多くの人に知ってもらいたい、といった燃えるような情熱が起爆剤になりだんだん個人の欲望がビジネスと言う形に出来上がります。 形が出来上がると、ビジネスとしてしなければいけないことに色々気づくように成ります。 そして個人事業主としてビジネスを登録、堂々ビジネスを展開することに成ります。
●ビジネスが軌道に乗り出すと、従来の個人ビジネスを法人化しようとします。 なんとなく成長した気分になりますが、それでは法人化に伴い従来の経営をどう変えていかな変えげればならないのでしょうか。 それを考えず従来の個人事業主の考え方ややり方を踏襲したままで上手く行くのでしょうか。
●法人化の特徴は、法人責任と個人責任が分離されていることです。 其れが故起業時法人化を薦められることが多いようです。 然しビジネス法人化のメリットはそれだけではありません。 社会的信頼性の増大、資金導入可能性の増大、従業員確保力増大等が挙げられます。
●但し法人化に伴いデメリットも出てきます。 法人登記・必要書類の定期的提出義務・各種税金・各種手続き手数料・各種法的手続き・決算書類の作成等など手間と費用が掛かることになります。
●そこで、経営者は自分のビジネスを見直し、その上で将来性を考えて法人化に対してどう対峙するかを決める必要があります。
①法人化するタイミング又目安は何か
②自分のビジネスは法人化する必要があるのか、
③法人化した方がよいのか
④法人化すると決めたら、法人化前にする事は何か
⑤従来の個人事業主登録はどうすべきか
と言ったテーマに取り組む必要があります。
●然し多くのスモルビジネスは法人化に共通した問題を抱えているようで
①いつまでたっても従来の個人ビジネスの考え方とやり方を踏襲しがち
②法人化に伴う仕組みの構築と組織活動と言う概念を無視した行動を踏襲しがち
③法人化による義務を無視した経営
④法人化によるメリットを生かさない経営
⑤各種レコードの保管・提出義務の遂行に無頓着
⑥法人化に伴うファイナンシャルドキュメントに対する理解・活用意識不足
⑦ビジネスの使命と存続性に対する意識変換不足
●特に気を付けなければいけないこととして、法人化は例え独り親方ビジネスであっても各種義務を遂行する事が求められている点です。
ゲスト: ひろみスタンフィールド CPA